1261 モンスター
MONSTER 連載終了
作品紹介/あらすじ
MONSTERは『ビッグコミックオリジナル [1974-]』に連載されていた作品。浦沢直樹の代表作。
1986年、ドイツ・デュッセルドルフのアイスラー記念病院で働く日本人脳外科医・天馬賢三(Dr.テンマ)は天才的な技術を持つだけでなく、ハイネマン院長の娘エヴァと婚約し出世コースを掴みかけていた。「人の命の重さは平等ではない」という院長の考え方に違和感を感じつつも、自らの希望する研究に打ち込むためには出世する必要があり、日々の仕事をこなしていた。そんなある日、頭部を銃で撃たれた重傷の少年・ヨハンが搬送されてくる。テンマは、少し遅れて搬送されてきた市長のオペを執刀するように命令するが、テンマはこれを無視してヨハンの命を救う。このことによってテンマは出世コースから転落するが、その数日後に院長、外科部長らの殺害事件が発生する。また同時に、入院中だったヨハンと彼の双子の妹が失踪する。そこから9年後、外科部長となり職務にはげんでいたテンマの前に、ふたたびヨハンが現れ、過去の殺人を告白する。殺人鬼を蘇らせてしまったと責任を感じたテンマは、自らヨハンを殺害することを決意するが、テンマ自身が殺人犯の濡れ衣を着せられたため、ドイツ国内を逃亡しながらヨハンを追跡する。作者は浦沢直樹。
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