1641 ミハラジュン
三原順 (漫画家)
経歴/プロフィール
三原順(ミハラジュン)は1973年にデビューした漫画家。女性、O型。
1973年、「ぼくらのお見合い」(『別冊マーガレット』3月号)でデビュー。1975年から白泉社『花とゆめ』に「はみだしっ子」を連載。イギリスを舞台に親から見捨てられた4人の子供が家出をし放浪する物語で、代表作となった。ネームが大変に多く、家族をテーマにしながらも、障害児、法律や裁判といった社会的な側面も織り込まれ、深淵な思想が展開されていた作品であった。1975年〜1981年は「はみだしっ子」と同時に『LaLa』で「ルーとソロモン」を連載。その後は「はみだしっ子」の番外編ともいうべき「ロングアゴー」、原発や原子炉衛星をテーマにしたハードな内容の「X-Day」「夕暮れの旅」と続く。1984年〜1990年「ムーンライティング」シリーズを発表。徐々に変わりつつあった画風はシリーズの「Sons」開始時には決定的なものになり、少女漫画風の細い線から劇画風の太い線へと極端に変わった。1993年、遺作となる「ビリーの森ジョディの樹」を発表。2巻目を描いている途中、1995年3月20日に心臓病で死去。享年42歳。「ビリーの森ジョディの樹」2巻は友人の漫画家やアシスタントの手により完全な形ではなかったが刊行され、デッサンとネームのみのページが故人となったことを強烈に印象づけた。三原順は熱狂的なファンや信者をもつ一方、どうしてもなじめないという読者もいて、まさにカルト的な漫画家であった。
デビュー作 ぼくらのお見合い〔1973年〕
代表作 はみだしっ子
あなたもまんがseekのデータベース編集に協力していただけませんか。
人物および作品の各ページには「データを編集」というボタンがありますので、クリックすると編集用の画面が表示されます。もし本格的にデータの編集にご協力いただける場合はメンテナンス用のアカウントを発行いたしますので、ぜひご連絡ください。
メンバー募集中
人物および作品の各ページには「データを編集」というボタンがありますので、クリックすると編集用の画面が表示されます。もし本格的にデータの編集にご協力いただける場合はメンテナンス用のアカウントを発行いたしますので、ぜひご連絡ください。
メンバー募集中