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• 大空翼は中田や本田、香川と比べてどれだけすごいのか(ついでにメッシとも比較)

作品世界では最新作の「ライジングサン」まで含め、小学生（12歳）から五輪代表（22歳か23歳）までの約10年間が描かれたということになりますが、その間、大空翼は各世代の世界大会に出場して、すべてに優勝、個人としても全大会でMVPを獲得という成績を残しています。
それがどのくらいすごいのか、世界で活躍する日本のエース、中田英寿、本田圭佑、香川真司の3人とキャリアを比較してみましょう。

大空翼のキャリア（年齢別成績）

「キャプテン翼短編集 DREAM FIELD」1巻

先にいっときますが、これを書くためにメッシのキャリアを整理したんですが、マンガを超えてますね。さすがの翼もこれだけのタイトルを今後獲得できるかは微妙なくらいすごい成績を残しています。
ただ翼のほうがA代表デビューは早いです（プロデビューはともに17歳）。

翼たちの年齢別成績

大空翼のプロフィール

翼の身長は中田や香川と同じ175cm

小学生編では日向から「チビ」とバカにされた翼の身長は145cm、石崎（149cm）より低かったんです。中学生編では身長も伸びて167cm、ちなみに石崎は166cmですから追い抜いています。
その後、ブラジルに渡りプロになった翼はさらに成長をつづけ、バルセロナに移籍した時点では175cmまで伸びています。最新の石崎の身長は176cmですからまた抜かれたことになりますね。

「キャプテン翼 3109日全記録」P.24

この175cmというのは中田や香川と同じ身長なんですね。体重は香川より4kgも軽いです。
本田は182cmですから日向（180cm）より大きく、若林（183cm）とほぼ同じです。
サッカー選手としては小柄といわれるメッシは170cm（この数字ほんとうなのかな）ですから、翼もけっして大柄ではないことがよくわかります（立花兄弟が167cmです）。というかメッシは体重が翼より3kgも重いのでかなり筋肉質なんでしょうね。

翼たちのプロフィール

翼は何年生まれ？

プロフィールには誕生日のみ記載されていますが、じつは小学生編で出場した全国大会が「第6回全日本少年サッカー大会」とわかっているので、いちおう推定は可能です。
現実の「第6回」大会は1982年におこなわれてますから、その年に12歳だったことをふまえると、翼たちは1970年生まれということになります。おお、ぼくより年上なのか。まあこっちは「キャプ翼」の連載を読んでサッカーはじめてるからそりゃそうか。

現実世界の同級生は秋田豊、野口幸司、三浦文丈あたりが有名なJリーガーです。海外では現在のバルセロナの監督であるルイス・エンリケ、ディエゴ・シメオネ、カフー、ファン・デル・サール、らと同級生です。思いっきり指導者の年齢ですね。
ちなみに三浦文丈はまさに「第6回」全日本少年サッカー大会に清水FCの一員として優勝しています。また清水第五中学校3年次には全国中学校サッカー大会に準優勝してますからけっこう翼のキャリアに近いです（日本ジュニアユース代表にも選出）。

まとめ

翼のキャリアはたしかにすごいんですけど、メッシと比べると現実離れしすぎているというほどでもないのかなという気がしてきますね。メッシがもはや「生きる伝説」になってるんですけど。
それと全日本少年サッカー大会、全国中学校サッカー大会という小中学生の大会での成績は将来海外でプレーできるかにほとんど関係なさそうですね。

そもそも世界を舞台に活躍するにはチームメイトに恵まれなきゃいけないわけですが、久保建英や中井卓大らが今後「翼超え」を成し遂げてくれるかもしれませんね！
（ふたりの超絶プレー集の動画を貼りたかったんですが、公式のものが見つけられませんでした）